はじめましてはじめました

はじめまして。私の主観で世の中で起きていることをブツブツと語るブログです。

革靴選びの落とし穴

色々、革靴の買い方をおすすめしているサイトが





たくさんありますが、





どこでも、グッドイヤー製法の靴を薦めているため






少しつまらないなと思い少し革靴について語りたいと思います。





基本的に、伊達男が多い国で知られるイタリアはマッケイ、





質実剛健とかお堅い印象のイギリスはグッドイヤーウェルテッド製法






というように分けられるのは周知の事実だと思います。






基本的に、そのお国柄が出ているのだと思います。





さて、日本では
質実剛健グッドイヤーウェルテッド







〉エレガントなマッケイというふうに





質がグッドイヤーウェルテッド製法(以下グッドイヤー製法)







かつ、マッケイのほうが質が低いようなことを平気で書く雑なサイトが散見されますが





例えば、2chなど個人の主観で語るスレッドなど。







とても雑な考え方なのであまり参考にしないほうが良いかもしれませんね。





値段が違うじゃないかと言うひともいます。






確かに、リーガルではマッケイのほうが安く設定されています。






しかし、それは手間暇つまり労務費の差であって、






質をあらわしているものではありません。







原価計算に必要な要素は、






材料費、労務費、経費の3つが基本です。






材料費は、材料の質によって市場価格が変化して決まります。





そのため、メーカーによって100%コントロールすることは難しいです。





勿論、デリバティブなどにより多少調整することは可能です。






そのため、直接材料費と言われるが最も価格の差に影響があると言えます。






質が良いものは高く悪いものは安いです。






ですが、ブランドが同一のため大きく製法によって質を変えるとは考えられません。







また、上の3要素のうち質に関わるものは材料費ですが、





グッドイヤーとマッケイの造りで材料が異なるの





アッパーの革に柔軟なものが適しているか、頑丈なものが適しているか





によりますのでそこもやはり質とは無関係といえます。






一方、労務費は作り手の労働時間が基準になりこれは






製品の質に差をもたらす要素ではないはずです。





つまり労務費は、労働時間の長さは関係しますが質については全く関係がありません。





また、経費について増えたとしてもそれが直接質の違いになることはありえないです。





経費はその設備に払うコストですので質とは何の関係がないからです。





つまり、材料費の違いと労働時間の長さと設備に支払うコストが価格にあらわれますが、





材料費しか質に関係がないのですが、上で説明したとおり製法によって質を変えるわけではないため





価格と質の関係性はなくなります。





ですから、マッケイでもグッドイヤーでも質は一緒です。






また、高級靴はグッドイヤーが基本みたいなのがありますが





むしろ、よりエレガントな造りを重視して耐久性などの実用性を取り入れないで見た目の美しさメインで作られた






マッケイのほうがより贅沢だと思います。







よく日本は耐久性を重視して、グッドイヤーを好むそうですが





ぶっちゃけマッケイでも、質の良いものはローテーションしてメンテナンスすれば10年近く持ちます。




逆にグッドイヤーでも、ローテーションしないでかつメンテナンスなしではけば3年ともたないと思います。




グッドイヤー製法の場合オールソール張り替えを5、6回でき20年近くもつとか言われていますが、





そこまで持たせるのは相当の数靴を持っていて履き回す必要があるし、





ぶっちゃけそこまで履く人もいないと思いますね。





そこまで使った靴はどんなにメンテナンスされていても正直みすぼらしい。




し、全くお洒落だと思いません。





そのため、普通の人がそこまで履くこともないと思います。







また、オールソール張り替えでマッケイの短所はアッパーですが、







ある程度のブランドの場合、






かなり良い革が使われていますのでそこまで心配する必要はないと思いますね。






そして、コスパについてですがマッケイの良さは何より軽くて履きやすいことにあります。






履きやすい靴と履きにくい靴やっぱり履きやすい靴の方が使う頻度も高いので使用に関して言えば、






使用度から見たコスパについてもマッケイに軍配が上がりますね。







後、耐水性に関して、縫い目から染みこみやすいマッケイと言われることがありますが、






マッケイも造りは様々ですので縫い目から水が染みないような造りもあります。





ぶっちゃけ、ハーフラバーを貼ってしまえば問題ありません。






後、面白い記事があったのですが、






3万の革靴3つをローテーションするのと1.5万の革靴を1つを履き潰して毎年買いかえる比較







というのがありましたが、







どうして同じ条件でしないのか?







1.5万の革靴でもローテーションすれば、全然持ちは変わってきて靴の寿命も延びる。







色んな価格帯の革靴買ってきましたがローテーションを組めば、








よっぽど粗悪な革靴でない限り持ちますよ。








1.5万円の革靴だって全然悪くない。







一般の人からすると1.5万円の革靴って充分高いと思いますけど。






とにかく、私は日本のグッドイヤー製法至上の靴好きの勧めは大体当てにならないと思っていますので






この記事を書かせていただきました。







お金を沢山出せば良い靴に巡り会う機会は際限なく増しますが、





結局、自分達の出せる価格は決まっていますので、





グッドイヤーだと少し高くて手が出せない場合でも






同じブランドの少し安めのマッケイなどで手をうっといて、





その分雨用の安いセメント靴などを買ったりしてローテーションを組んだ方が






グッドイヤー単体で履くより持つのです。






ぜひ、マッケイ製法もグッドイヤー製法に負けない良さがありますので






ぜひマッケイも候補に入れてあげて下さい。





後、人の履いている革靴みて思ったのはぴかぴかのグッドイヤーって印象が硬すぎて、





トータルコーデで見ると少し浮くんですよね。ある程度味がないと。






ですが、マッケイだと柔軟な革を使っているため、コーデに馴染ませやすいんですよね。






だから、私としてはマッケイのほうが最近は好きですね。





なんか、書いていて疲れたというか文章が変になってきたのでここまでにしますね。






是非、皆様もマッケイの過小評価を見直してあげてください。





それでは!