デフレは止まらない。
前回短すぎたので、追加しようと思って。
なかなかデフレが止まらないです。むしろ庶民の中では加速するんじゃないでしょーか。
かくいう自分もなるべく安ーく色んなモノを買ってます。
デフレの申し子と言えばマクドナルド。
あまり、行ってなかったのにもう今年で4、5回行ってる。
基本頼むのは100円のハンバーガーにフリーのトッピングであるオニオンとピクルスを増やしてもらい、後はお水。
合計100円。ちなみに、これまた新しいデフレの申し子ドラッグストアで買った10枚で150円のスライスチーズを挟むことも。
雪印かな。あ、メグミルクか。一流のメーカーのチーズが150円って安すぎるよね。昔200円ぐらいでヨーカドーに売ってたやつ。
チーズって乳製品だから高騰してるはずなのに寧ろ川下では下がってる。デフレそのものって言うより川下でのデフレ意識が高まってるんだろう。
ドラッグストアって本当に安いからどこでも業績が上向いてる。食料品と日用品も種類が揃ってきたから。
仕舞いには、野菜も売る始末。野菜ってすごくない?
Amazonも野菜の取り扱いを開始するって話しあったし既存の業態だとやってけないだろうな。
スーパーはきつい。ドラッグストアは食料品、日用品を安くする代わりにより利益率の多い薬で稼ぐからまだ良いけど。
元々、単価の安い食料品だけで店を営業するのは厳しいね。個人営業の八百屋をかつて駆逐したスーパーは単価の低さがネックだろう。
次は自分たちがコンビニにやられて、そこに更に追い打ちをかけるドラッグストア。
安いものしか売らなくすると、価格競争が起きて消費者の目線すら価格にいくからすごく価格競争は割に合わない。
ドラッグストアも安売りしすぎるのはあまり良くないんだけど、上手く収益が見込める事業が元々あるから、低いものだけ扱ってるより若干強い。
かといって、スーパーは収益が見込めるものにこれから参入できるかというとそうでもない。
弱っているってのもあるし、何より参入の障壁が食料品と比べて高いからなー。
スーパーの不動産事業ってどうなってるんだろう。サーティワンとか入れてるけど、あれっていくらぐらい入るのかな。
元々、スーパーって一階しかないから増やせないのか。あ、だからスーパーとかって参入しやすいのか。
そういった庶民のデフレ意識が強いから、そういった店の出店も増えてく。
例えば、家は厚木っていう神奈川の真ん中にある地域に住んでるんだけど最近ファストフード、ドラッグストアの出店数が増加した。
好調なんだろうけど少し異常。
ドラッグストアの数は駅前のコンビニに匹敵する。今まで3つだったドラッグストアの数は今月に入って3つ増えた。更にひとつ増えそう。
ファストフードも増えている。松乃家の向かい側に同じようにかつやができ、1つ既にあった日高屋が更に1つ増えた。
こういった店舗が街に進出して、消費者の購買に根付くと地域全体の物価の上昇を阻む。
会社としては、値上げはしにくいだろうし個人営業の零細飲食、小売店の経営も蝕む。その分個人営業の店を利用することもなくなる。
個人営業の店の競争がなくなるということは、その街の色がなくなる。それだけ、地域のブランドが埋もれていく。結果、集まらなくなる。
更に、住民の質も低下する。
まー、良いことはないってことだよね。簡単・安い ものに対して本当にいいのか見極める必要がある。
質量保存の法則じゃないけど全体の質量はどんなに形を変えても変化しない。
つまり、手軽なものはその分何かしらどこかで消費が発生しているから同なのよって思う。
よく考えたら、そういったものって結構あふれている。
最近の本は読みやすい本が増えてきている。でも、別の視点でみたら読みやすいということは簡単に消化してしまう。
逆に読みにくいとされる本はそれだけ長く深く読み手に色々な思考を与えてくれると思う。