え、と女性活躍のもつ様々な側面1
女性活躍~とかでどうして
私がモヤモヤというか受け入れられないのかがやっとわかった。
世の中には家庭と職場2つの世界があるんだけど、
今の世の中片方で成功するともう片方の世界では成功できないんだよ。
プラダを着た悪魔の映画を見てて
ナイジェル?だっけ副編集長のおっちゃんが言ってたんだけど、
私生活が混乱し始めたときビジネスが上手くいき出す
的なこと言ってたんだ。
つまり、世の中の女の人が職場という世界で輝くためには
もう一つの世界である家庭を捨てないと上手くいかない
ってこと。
なんだけど。じゃあ、男連中は職場を守っていて
さらに女連中が出たら誰が守るのか。
経済活動の1つの要素に家庭ってのがあるんだけど、
それくらい重要な一要素を誰が回したらいいのかな。
家庭を持たなければ良い、結婚しなければいい、
でも、
孤独死って知ってる?
今若い連中は良いけど、年取ったら?
孤独死とか事件性がないからニュースにならないけど
死にそうでも誰も助けに来てくれない。
こわいだろ。今の近所関係が希薄な世の中じゃあ
それが当たり前。
子供は預ければいい、待機児童だとか不確実性などの問題がある中で?
それに、知らない人に100%任せることってかなりこわい。
わいせつをする変態だって世の中いっぱいいるし。
少し話を変えるけど、金について。
世の中自分たちにとってのみ都合がいいことなんてないわけで、
安全に子供を預けるためには相当な金が必要で、
今の価格では全然足りていない。
かといって、これ以上料金を増やすべきではない。
何故なら、財政負担につながるから。
余裕がないなか財政負担が増えれば、もちろん税金が上がって景気の減速につながりかねない。
今の世の中は昔と違って所得は増したかもしれないが、
その分支払っているコストがこれでもかってほど増えているように思うのは私だけだろうか。
そのコストによって少しずつ私たちが疲弊している。
じゃあ、どうするか?
そう、本当のところ女性活躍を推進するなら男連中も家庭に連れてこなきゃいけない。
世の中を前進させるのに必要な右足左足、2つの足があるのだけれど、
今の女性活躍の政策では、
片方の足しか使わない状況を作り出そうとしている。
片方の足だけじゃ、どうしたって上手く前に進められるわけがない。
両方の足を使って、初めて前に進めるんじゃないのか。
しかも、片方の足だけを酷使すると勿論足が壊れる。
今の状況は、両足で歩くことを先送りしていて、
日本経済に少なからずダメージを与えていることに他ならない。
もう、足はいつ壊れてもおかしくない。
その時ふつーの私たちはどーする?
まあ、逃げられる一部の金持ちはいいけどね。