今回の相撲の暴行事件について
まあ、ほとんどの人が今回は貴乃花側の味方なんだけど…。
貴乃花側としたのは、貴乃花のほうが当事者である貴乃岩よりも話題に上がってるからなんだけども。
結構ひどいね。
なにがひどいって貴乃花に対しての偏向がひどい。
スポーツ番付?っていうサイトの中で、隠蔽体質に対してふれているのだが、
「相撲協会は内密に済ませようとしたそうなんですね。。。
~相撲協会側は、今回の事実を確認できていなかったと語っています。」
なんか、憶測だよね。少なくとも、明確な証拠なしに言うだけだとそこら辺の5chとかのコメントと対して変わらない。
今回のことに対して隠蔽は認識されていないし、事実を確認できていなかったと言っても必要な被害者側の情報を得られてない状態でどう把握しろと。
最も重要なのは、被害者の証言。
まあ、そこら辺は置いておくにしても世の中の他の仕事に対する理解が足りてないなーって感じる。
今回の相撲協会の批判についてだけど、本質的に相撲協会の仕事はなに?
ウィキペディアの情報によると、
「公益法人でありながら、営利的かつ職業的な相撲興行を全国規模で開催している唯一の法人。」とある。
つまり、相撲競技がいちばん。ということは、変なトラブルは相撲の興行に迷惑なんだから速やかに収束させたいに決まってるだろう。
一月場所を控えてるし。
なんか、貴乃花擁護のやつがコメントしてたけど、「待てないの。」だとか「急ぐ理由があるの?なんか隠したいのかな」だとか。
いやいや、一月場所を控えてるんだから影響を残したくないに決まってるだろう。急ぐって。
もう一回言うけど、彼らのメインの仕事は相撲の興行を成功させることだから。
なんか、処罰することが協会の役割みたいになっている。
勿論、組織内で処分して指導をすることは役割の1つだけど相撲の興行を成功させるために(相撲を広めるため)って目的の上で必要な業務だからしてるだけ。
そういった、仕事の範囲をめちゃめちゃに覚えているやつが多いね。
貴乃花も、警察の捜査が終わったら聴取に応じるって言っていたのに警察から検察に変わったね。
知らなかったって言っている。分かったと思うけど、
それって、貴乃花擁護の人と同じ感覚なんだよね。
それぞれに与えられた役割を理解していない。
警察の役割は捜査すること。逮捕すること。で、送検すること。
一方、検察は求刑すること。裁判所は裁くのが仕事。
それぞれに、役割がある。
白鵬批判している人で、万歳に対して問題だと言っていたけど。
白鵬は「二人を土俵に再び」みたいなことを言っていた。白鵬たち力士の仕事は「土俵で相撲を取ること」。
なので、問題ないと思うんだが。きちんと自分の役割を理解している。だから、お客さんも万歳した。
まあ、あの「貴乃花ならついていかない。」みたいな発言はダメだね。力士の仕事は土俵で相撲をとること。」だから。
で、一方貴乃岩だけど。彼の仕事は力士。「土俵で相撲を取ること。」が仕事。
きちんと診断書を出して、休むならともかく出さないで休むのは仕事の責任を果たしてない。
貴乃花、親方であると同時に相撲協会の組織の一員。つまり、興行を支える立場にあるわけだが…。
できているだろうか?
実は、それぞれの役割を認識してないってのは良くあることなんだけどね。
いきなりだけど、公認会計士の世界では、「期待ギャップ」って言われている。
社会の人は、会計士の仕事は「不正を暴く」のが仕事と勘違いしてるけど。
実際は、「財務諸表をチェックすること」が本来の仕事。だって無理じゃん。
不正を暴くための警察のような強制捜査の権利を持っているわけじゃないし。
何より、担当する会社がお金を出しているんだから。下手にしたら、来期は契約をしません。
みたいなことになる。
まあ、不正を暴けるわけがないっていったらまずいけど正直完璧なんて無理。何より、仕事の目的が違うからね。財務諸表をチェックしてお墨付きを与えるだけだから。
まあ、それぞれに与えられた役割を理解してないひとが多すぎるってこと。
が問題。